当社は「鰹たたき」をはじめ、加工している原料の魚は全て日本の漁船が漁獲したものです。

各地の漁協を窓口に購入していますが、漁船とは操業中の段階から情報交換し、漁場・水温・漁獲数量等は漁船ごとに当社で把握しております。

また入港・水揚げ時には品質を目利きし、結果を漁船に伝えることにより、お互いの品質向上に日々努力しております。

当社の『たたき製品』の焼成工程は、すべて炭火によって行っております。
炭火は金属のように熱伝導率が高く、着火後すぐに炭全体が真っ赤になる特性があり、強い赤外線を放射します。
この赤外線が食材の表面を素早く焼き上げ、硬化させて旨味を閉じ込めるとともに、独特の食感、美しいこげ色がつきます。

当社の炭は、赤樫から作られた木炭を使っております。
鹿児島で取れた鰹を、鹿児島で作られた木炭で焼き、純鹿児島産の「鰹たたき」を全国に広めて参りたいと思います。

　伊佐森林組合

水揚げ→原料保管→製品加工→製品保管→製品出荷まで、品質に影響を与えない温度で管理しております。

原料と製品はマイナス50度以下で冷蔵庫保管し、加工場は常に15度以下になるように管理されています。

当社の主力製品である「鰹たたき」は徹底した温度管理により、色鮮やかな身色で食されております。

原料となる鰹や鮪は主に太平洋で漁獲されています。天然の原料ですので問題無く食べられるものの見た目の悪さにより除外される魚が必ずでてきます。

当社の加工場では毎日数千尾の魚を処理しており、数尾はそういった魚が入っています。当社ではそういった魚は確実に除外することにしておりますが、無駄に捨てることはせず形を変えた様々な加工品になっております。

当社は「鰹たたき」製造の歴史は浅いのですが、古くから当地で鰹節を初めとした様々な鰹加工品を作り続けてきた知恵があるので、思い切って除外品を出すことにより「鰹たたき」の品質を安定させています。